一人暮らしの方へ！風水で避けたい形殺をチェック

Ｔ字路の突き当たりの土地は、「丁字路行（ていじろこう）」に該当します。道路からストレートに邪気が入り、精神的な混乱や破産、怪我、病気を招くとされる形殺です。玄関が正面にある場合は、さらによくないとされています。

カーブした道路の外側の土地は、「街道反弓（がいどうはんきゅう）」に該当します。ここにある建物は道沿いから流れる邪気を浴び続けなければなりません。また、道路に電柱や大きな樹木がある場合、金銭や訴訟問題を起こしやすくなるともいわれています。

あたかも弓矢が射るような形で、道路が家へと向かってきている状態が「彎弓直箭（わんきゅうちょくせん）」です。「丁字路行」と「街道反弓」が合わさったものと捉えても良いでしょう。
奇怪な事件、大病や大怪我に見舞われやすいといわれています。
この形殺に対しては、邪気の流れをしっかり遮断すべく、家と道路の間に塀や生け垣などを設置することが望ましいです。

ベッドに対してテーブルや食器棚など他の家具の角が向いている場合、風水的に良くないとされます。これは「隔角殺（かっかくさつ）」と呼ばれるものです。人間関係のトラブルに見舞われやすいといわれています。

梁の下は、風水的に何をするにも向いていません。勉強も仕事も睡眠もここで行ってしまっては心身ともに悪影響を及ぼすといわれています。したがって、梁の下にベッドや机などは置かないようにしましょう。

睡眠に関しては、ペンダントライトの真下でとることも、風水的に良くないとされています。お腹の真上にペンダントライトがある状態で寝ると、胃腸がダメージを受けてしまうといわれています。

一人暮らしで部屋が狭いと、ドア同士、向き合っているケースもしばしば見受けられます。風水的にこの状態は、人間関係に良くない影響を及ぼすものとされるため、対策が必要です。具体的には、ドアに簾をかけるなどすれば改善できるといわれています。

風水において明るさは大事です。明るくする場所、暗くする場所、両者をうまく調整する場所、それぞれ存在します。

たとえば、明るくした方がいい場所は玄関、キッチン、トイレ、お風呂場です。
部屋の入り口に当たる玄関を明るくすることで、良い気が入りやすくなります。またキッチンエリアも明るさを纏うことで、日々の活性や躍動へとつながっていく場所です。トイレやお風呂場は、元来強く帯びやすい陰の気がどんどん溜まっていかないよう、意識的に明るくしていく必要があります。

一方で、寝る場所は暗くした方が良いです。光を抑え、安眠できるエリアになるよう心がけてください。

また、ソファーが置かれている場所などくつろげる空間では、間接照明を使って程良い明るさに調節することをおすすめします。

風水では、人や環境は気の影響を受けていると考えます。
それゆれ、気の巡り、流れを意識し実践すれば、事態の好転を望むことができます。

改善の余地がある典型的な例を挙げると、一人暮らしの部屋で多い、玄関から入った気がそのまま真っ直ぐ窓から出てしまう間取りです。もちろんこのままでは、せっかくの良い運気はすぐに逃げてしまいます。そこで実行してほしいのが、玄関から正面に位置する場所に、衝立や観葉植物を置くことです。これによって、気がそのまま真っ直ぐ外に飛び出していくことを防げます。

また、気の通り道、入口に当たる玄関をスッキリさせることも大事です。靴はきちんと下駄箱にしまうなどしてスペースを広く保ち、気の流れをスムーズに整えられるようにしましょう。