宿泊をともなう旅行の準備は、悩みも募るものです。それがはじめてであればなおさらでしょう。
出発直前で慌てると、忘れ物の可能性も高くなります。毎回パッキングに悩まされる旅行準備に、もう嫌気がさしている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、パッキングのコツと必須の持ち物について解説します。はじめての旅行でも、これを押さえておけば安心です。
パッキングのコツ
旅行においてパッキングは重要です。うまくパッキングできたかどうかで、旅行のスタートをうまく切れたかどうかが決まるといっても過言ではないでしょう。パッキングは旅行の充実度と密接に関わっているのです。
充実した旅行のために、パッキングのコツを押さえておきましょう。
充実した旅行のために、パッキングのコツを押さえておきましょう。
着回しできる服を選ぶ
宿泊をともなう旅行の荷物において、多くのスペースを占めるのはどうしても「服」です。着回ししやすい服を選んで旅先で洗濯することで、荷物を抑えつつ、コーディネートにもある程度は幅を持たせることができます。
持ち運び用に詰め替える
特に化粧水や乳液、クリームといった化粧品や、コンタクト液やワックスといった洗面用具は、家で使っているものをそのまま旅行に持っていくと多くの場合、容器がかさばります。旅行期間がそれほど長期でない場合は、持ち運び用の小さいケースに詰め替えてから旅行に持っていくと、省スペースにつながるでしょう。
衣類には圧縮袋を使う
服が占めるスペースをより小さくするには、小型の圧縮袋が便利です。収納に必要な場所が格段に減るので、パッキングがしやすくなるでしょう。どこでも簡単に圧縮できるように、手でおさえつけるだけで空気を抜くことができるものがおすすめです。
持っていくものを最低限に絞る
荷物量を抑えたい方は、持っていくものも最低限に絞った方が良いでしょう。シンプルですが、これが一番大事です。現地調達で事足りるものは、持っていくのをやめても良いかもしれません。
必須の持ち物チェックリスト
旅行での忘れ物は、楽しい雰囲気を一変させてしまいます。ただし、「必須の持ち物」をチェックしておけば、最悪の事態は避けられるかもしれません。
では、旅行における「必須の持ち物」とは何を指すのでしょうか。
ここでは、旅行に最低でも持っていきたい持ち物10種類を紹介します。荷物量をなるべく抑えたいという場合にも役立ててください。
では、旅行における「必須の持ち物」とは何を指すのでしょうか。
ここでは、旅行に最低でも持っていきたい持ち物10種類を紹介します。荷物量をなるべく抑えたいという場合にも役立ててください。
チケット・予約情報(航空券、旅館の予約情報等)
チケットや予約情報は、その重要性のわりについ忘れてしまいがちです。旅行に使うチケットは、まとめて財布にいれたり、ファイリングしたりして保管しておき、取り出しやすい場所に入れて持っていきましょう。
QRコードやメールの予約情報がある場合は、削除しないように注意して保管しておき、スクリーンショットやお気に入り機能ですぐ出せるようにしておきたいところです。
QRコードやメールの予約情報がある場合は、削除しないように注意して保管しておき、スクリーンショットやお気に入り機能ですぐ出せるようにしておきたいところです。
携帯電話・スマートフォン
旅先では、連絡の取れる場所がどこにあるのかわからない場合がほとんどです。いまや持っていない人の方が少ない携帯電話やスマートフォンですが、旅行においては特に必需品だといえるでしょう。スマートフォンであれば、マップや調べ物といった、連絡手段以外の場でも活躍が期待できます。
充電器
カメラやスマートフォンといった充電式の電子機器を旅行に持っていくのであれば、充電器も必須の持ち物になってくるでしょう。旅館やホテルによっては貸し出ししているところもありますが、不確定な事態に備えるためには持参するのがおすすめです。
現金・クレジットカード・キャッシュカード
決済方法は、訪れる場所によって指定される場合があります。また旅先でたくさんの買い物を想定している場合、多額の現金を持ち歩く行為には危険もともなうでしょう。現金・クレジットカードは、両方とも用意しておきたいところです。
メジャーな電子マネーやバーコード決済の用意があれば、なお便利です。現金がやむを得ず足りなくなる可能性もあるので、キャッシュカードも持っておいた方が良いでしょう。
メジャーな電子マネーやバーコード決済の用意があれば、なお便利です。現金がやむを得ず足りなくなる可能性もあるので、キャッシュカードも持っておいた方が良いでしょう。
身分証(運転免許証、健康保険証、学生証)
旅先で身分証を提示しなければならないシチュエーションに出会う可能性は、決して低くありません。また、旅先で病院に行かなくてはいけなくなる可能性もゼロではないでしょう。身分証としてはもちろん、不測の事態に備えるために、運転免許証と健康保険証は必ず持参しましょう。
学生の方は学生証を持っていると、割引をはじめとしたサービスを各所で受けられる可能性があります。ぜひ持参しましょう。
学生の方は学生証を持っていると、割引をはじめとしたサービスを各所で受けられる可能性があります。ぜひ持参しましょう。
常備薬
日常的に飲まなければならない薬がある場合は、必ず旅行の日数分を持参するようにしましょう。酔いやすい人は酔い止めも持参した方が良いでしょう。胃腸薬や頭痛薬、風邪薬に関しても、飲み慣れているものがあれば持参するのがおすすめです。
コンタクトレンズ・メガネ
視力が悪い方は、それを補うコンタクトレンズやメガネの持参を忘れないようにしてください。日常生活に支障をきたすほど視力が悪い場合、裸眼では旅行が不快な思い出になってしまう可能性も高いでしょう。よく知らない土地で目が見えないというのは、不安にもつながります。
普段コンタクトレンズをつけている人は、何かあったときのために、旅行日数分を超えた予備のコンタクトレンズも持参しておいた方が良いでしょう。普段メガネをかけている方も、予備のメガネがあればなお安心です。
普段コンタクトレンズをつけている人は、何かあったときのために、旅行日数分を超えた予備のコンタクトレンズも持参しておいた方が良いでしょう。普段メガネをかけている方も、予備のメガネがあればなお安心です。
着替え
旅行日数分の着替えは必須です。一方で、着回しができるものを選ぶ、衣類は圧縮袋にいれる、下着は現地調達する、といった手段を使えば、荷物のなかで占めるスペースを大幅に減らすことも可能です。
また衣類の種類や入れ方によっては、パッキングしたことでシワがついてしまうものもあります。衣類選びと入れ方にも気を配りましょう。
また衣類の種類や入れ方によっては、パッキングしたことでシワがついてしまうものもあります。衣類選びと入れ方にも気を配りましょう。
化粧品・洗面用具
化粧品や洗面用具は、宿泊する場所によっては備えてある場合もあります。一方で、アメニティの内容がわからない場合や、備えてある化粧品や洗面用具が自分の体に合わない場合もあります。
使い慣れたものを持参すると安心です。いつもと違う環境に戸惑う場合も、化粧品や洗面用具を一緒にすることで、多少なりとも不安を和らげてくれるでしょう。
荷物を減らしたい場合は、小さい容器に詰め替える、一部を選んで持参するといった方法があります。
使い慣れたものを持参すると安心です。いつもと違う環境に戸惑う場合も、化粧品や洗面用具を一緒にすることで、多少なりとも不安を和らげてくれるでしょう。
荷物を減らしたい場合は、小さい容器に詰め替える、一部を選んで持参するといった方法があります。
最低の荷物で最高の旅を
移動のことを考えると、旅行の持ち物はなるべく少なく抑えられた方が楽です。かといって、必要なものを持参しなかったせいで旅行を十分に楽しめなかったという結果は、最も避けたいところでしょう。
本当に必要なものを見極め、そのうえでパッキングにもできる限り工夫を凝らし、荷物が少ないかつ不足もない旅行を目指しましょう。
本当に必要なものを見極め、そのうえでパッキングにもできる限り工夫を凝らし、荷物が少ないかつ不足もない旅行を目指しましょう。