CONTENTS コンテンツ

絶対食べたい!絶品ご当地グルメ9選

絶対食べたい!絶品ご当地グルメ9選

海・山・川と豊かな自然に恵まれた土地柄であるため、米や日本酒といった名産品以外にも、海の幸や雪国で暮らす先人たちの知恵が詰まった郷土料理など、ここでしか味わえない絶品グルメがたくさんあります。

そこで今回は、県内に旅行に来たら必ず食べたいご当地グルメを9つ厳選して紹介。観光を予定している方はもちろん、次の旅行先に悩んでいる方もぜひ参考にしてみてください。

滋味あふれる郷土料理

南北に長く広がっている県であることから、各地域の特色を活かした郷土料理が多数存在します。仮に同じ料理であっても、地域によって使用する食材やレシピが異なることもしばしば。いくつかのお店をはしごして、各地域の料理を食べ比べるのも楽しみ方の一つといえるでしょう。

今回は、数ある郷土料理の中から特におすすめの料理を5つ紹介します。

・へぎそば
・のっぺ
・笹団子
・笹寿司
・けんさん焼き


どのような料理なのか、それぞれ詳しく見ていきましょう。

へぎそば

県を代表する蕎麦として「へぎそば」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。その最大の特徴は、蕎麦のつなぎに「布海苔(ふのり)」という海藻を使用していること。「へぎ」と呼ばれる器に盛って食されることから、この名が付いたといわれています。

織物文化と蕎麦の食文化が発展していたこの地では、織物の緯糸(よこいと)を貼るために布海苔を使用しており、「この布海苔を使って蕎麦を作れないか」と考えられたのが誕生のきっかけとされています。

淡いグリーンの色合いが美しい「へぎそば」は、コシが強くツルっとしたのど越し。かつて、この周辺では「わさび」が採れにくかったことから薬味に「からし」を用いるのも特徴で、地元では蕎麦の上に少量のからしをちょこんとのせていただくのが定番だそう。わさびよりもマイルドなからしの辛さは蕎麦との相性抜群で、一度食べればやみつきになること間違いなしです。

のっぺ

「おふくろの味」として愛されている家庭料理「のっぺ」。野菜やキノコ、鶏肉、鮭など、たっぷりの具材を煮込んだ汁物で、全国各地の郷土料理として「のっぺい汁」「のっぺい鍋」「のっぺい煮」など、さまざまな呼び名で親しまれています。

そんな「のっぺ」ですが、こちらでは片栗粉やくず粉を用いずに「里芋」で自然なとろみを付けるのが特徴の一つ。とはいえ、各家庭によって作り方はさまざまで、入れる食材や味付け、とろみの付け方、とろみ具合など、地域や家庭によってさまざまなバリエーションがあります。

県内の旅館や居酒屋などでも提供されているので、気になる方は「のっぺ」を用意しているお店を探してみてはいかがでしょうか。

笹団子

「笹団子」とは、餡を包んだヨモギ餅を笹の葉で包んで俵型に整えたお団子のこと。誕生の由来は諸説ありますが、一説では、笹の葉に防腐・殺菌作用があることから「かの戦国武将が携帯食として笹団子を考案した」といわれています。

笹やヨモギの爽やかな香りと甘さ控えめの餡、もちもちとした歯切れのよい生地が絶妙にマッチした「笹団子」は、今や土産の定番。和菓子店や土産店で販売しているほか、笹団子の手作り体験を行っている店もあるので、興味のある方は要チェックです。

笹寿司

地域によってさまざまなスタイルの「笹寿司」がありますが、こちらでは笹の葉の上に酢飯をのせて旬の具材や薬味などを盛りつけたものを指します。

使用する具材や薬味にこれといった決まりはなく、ワラビ、タケノコ、ゼンマイ、くるみ、にんじん、野沢菜漬け、大根の味噌漬け、鮭、錦糸卵、桜でんぶ、紅ショウガなど、そのバリエーションは実に豊富。店や商品によってレシピが異なるので、同じ「笹寿司」でも異なる味わいを楽しめそうです。

けんさん焼き

「けんさん焼き」とは、おにぎりに生姜味噌を塗ってこんがりと焼き上げた郷土料理です。「けんさ焼き」「けんさし焼き」「けんしん焼き」とも呼ばれており、そのむかし、戦時の兵糧として携帯していた握り飯を剣先に刺して焼いたことから、その名が付けられたといわれています。

現在では、おやつや夜食などの軽食として食べられるほか、新米の収穫を祝う行事食にもなっているそうです。そのまま食べるだけでなく、熱い出汁やお茶をかけたお茶漬けスタイルも人気で、お酒を飲んだ後のシメ料理としても楽しまれています。

地元民に愛される!ご当地グルメ

ここからは地元民を虜にしているご当地グルメを4つ紹介していきます。

・タレカツ丼
・ラーメン
・イタリアン
・半身揚げ


どれも「足を運んででも食べたい!」と思わせるような逸品ばかり。独自の進化を遂げたご当地グルメを、ぜひ食べに行ってみてくださいね。

タレカツ丼

この地域で「カツ丼」といえば、分厚いカツを卵でとじたものではなく、薄いカツを醤油ダレにくぐらせてご飯の上にのせた「タレカツ丼」のこと。昭和初期頃に市内にあった洋食店が「カツレツ」を醤油ダレにくぐらせて提供したところ、それが瞬く間に評判となり、ソウルフードとして定着していったといわれています。

ご飯の上にカツがのっただけのシンプルな丼ですが、不思議と何度食べても飽きのこないおいしさ。甘辛い醤油ベースのタレがたっぷり染み込んだトンカツとご飯の組み合わせは相性抜群で、ボリューム満点ながらもペロリと食べられる逸品です。

ラーメン

全国有数の「ラーメン大国」である当県は「5大ラーメン」と呼ばれる個性豊かな5つのご当地ラーメンがあります。

生姜がたっぷり入っており身体が芯から温まる「生姜醤油ラーメン」、濃い目のスープに大量の背油と極太麺を組み合わせた「背脂ラーメン」、濃厚な味噌スープともちもちの太麺が高相性の「濃厚味噌ラーメン」、昔ながらの透き通った醤油スープと細麺が特徴的な「あっさり醤油ラーメン」、スープタイプやつけ麺タイプなど個性派ぞろいの「カレーラーメン」。

発祥地域も特徴もバラバラですが、どれも高クオリティで一度食べたらやみつきになること必至です。同ジャンルでも店によって異なる味わいが楽しめるので、興味のある方は県内の名店を巡ってみてはいかがでしょう。

イタリアン

「イタリアン」とは、ソース焼きそばにトマトソースをかけたB級グルメです。

太めの中華麺にキャベツやもやしなどの具材を加えてソースで炒め、仕上げに鮮やかなトマトソースをかけた斬新な一品。一見ミスマッチのように思える組み合わせですが、優しい甘さのトマトソースとスパイシーなソース焼きそばが絶妙なバランスに仕上がっており、クセになるおいしさです。

半身揚げ

県内全域に広まった「半身揚げ」は、その名前の通り、鶏の半身を大胆にも丸ごと揚げた豪快な料理です。

最大の魅力は、鶏のさまざまな部位を一度に楽しめること。カレー風味の味付けが主流となっており、子どもから大人まで老若男女問わず誰でも楽しめる料理となっています。インパクト抜群のビジュアルでボリュームも満点なので、家族や友人とシェアして食べるのがおすすめです。

ご当地グルメを心ゆくまで堪能しよう!

今回は、地元を代表するご当地グルメを9種類紹介してきました。

ここでピックアップしたものはまだほんの一部であり、これ以外にも魅力的な食材や料理が数えきれないほど存在します。前半でお伝えしたように、地域によって食の文化や特色も異なるので、同じ県内であっても行く場所によって違った楽しみ方ができるでしょう。

次の旅行先に迷っている方は、ご当地グルメ旅へ出かけてみてはいかがでしょうか。

CONTACT
お問い合わせ

宿泊のご予約や当館へのお問い合わせは、
以下のフォームよりお願いいたします。