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意外と知らない!?包丁の種類をまとめて解説!

よく料理をする方であれば、包丁は毎日扱う調理器具ですよね。家で包丁を使う場合も、それぞれの食材やシチュエーションにあった包丁を使うことによって、料理の効率アップにつなげることができます。

また包丁の素材によって、錆びやすさや研ぎやすさといった特徴も変わってきます。お手入れが苦手な方か、こまめにお手入れしたい方かによっても、包丁の向き不向きがあるでしょう。

今回は、「頻繁に料理をするけど、包丁の種類には詳しくない」という方や、「食材ごとに適した包丁を揃えて、もっと料理の効率を上げたい」という方に向けて、包丁の種類や選び方を解説していきます。

包丁の選び方

包丁を選ぶときに大切なポイントは以下の3つです。

・切りたい食材を考える
・包丁の素材を考える
・サイズを考える

包丁には食材ごとに適した種類が存在します。その包丁で切りたい食材は肉なのか魚なのか、もしくはオールマイティに切りやすいものが良いのか、それによって選ぶ包丁の種類も変わってきます。

包丁の素材も考慮しなくはいけません。包丁の素材には大きく分けて「ハガネ」と「ステンレス」と「セラミック」の3つがあります。ハガネは切れ味が良いものの錆びやすく、ステンレスは錆びにくいものの切れ味ではハガネに及ばず、セラミックは軽く金属臭がないものの耐久性に難がある、といったように、素材によってそれぞれ強みと弱みを持っているので、優先したいポイントに合わせて選ぶようにしましょう。

使うときのことを想定してサイズを考慮することも重要です。包丁の種類によって長さやサイズは多岐にわたります。毎日使うことを考えると、自分が扱いにくい包丁や重い包丁は、いくら料理に適したものでも使い勝手が悪いかもしれません。包丁はなるべく自分の手のサイズに合った、自分が扱いやすいものを選びましょう。

包丁の種類

包丁は形や使い勝手によって種類が豊富です。食材や自分に合った包丁を使うことで、料理の効率が上がったり、料理の際の負担が軽くなったりします。ここでは、包丁の種類とその使用方法について解説します。

三徳包丁

「三徳包丁」は、家庭用として広く愛されるスタンダードな包丁です。「三徳(さんとく)」という名の通り、肉・魚・野菜といった幅広い食材に対応可能で、特にこだわりがないという方には最もおすすめの包丁です。料理初心者の方にも使いやすい種類です。

牛刀包丁

肉食文化が浸透している西洋で、万能包丁としてよく使われているのが「牛刀包丁」です。同じく万能包丁と呼ばれる三徳包丁と比べると、刃が長く鋭く、幅も狭いので、肉の筋を切ったり、体重をかけて肉の塊を切ったりするのにより適しています。こちらも初心者の方におすすめできる包丁です。

菜切包丁

「菜切包丁」は、その名の通り野菜を切るのに適している包丁です。昔ながらの包丁で、刃が薄く幅広く、刃の先端は平らで長方形なのが特徴です。特に、キャベツ・レタス・白菜などのカサのある葉物野菜をぶつ切りや千切りするのに向いており、細かい作業や肉・魚を切るのには向いていません。

出刃包丁

刃が頑丈で厚みと重みがあり、魚を処理するのに適しているのが「出刃包丁」です。パワーのある包丁なので、魚を捌いたり、身を骨ごとぶつ切りにしたりといった作業が楽に行えます。その頑丈さから今では、魚だけでなく肉を切るときに使う方もいらっしゃいます。

柳刃包丁

「柳刃包丁」は、魚介類の切り身を切るために使用される刺身包丁の一種です。切り口を新鮮に、美しく保つために大切な一方向への引き切りができるように、刃が長く、先端が鋭く作られています。

パン切り包丁

パンくらいは普通の包丁で切れるだろうとお思いの方は、ぜひ「パン切り包丁」を使ってみてください。パン切り包丁は刃が波状になっており、空気を含みながら切ることができるため、焼いた時の食感がよくなります。フランスパンのように外側が堅いパンや、反対にやわらかいパンを切る際には、普通の包丁だとパンを潰してしまうことがありますので、一本は備えておきたい包丁です。

ペティナイフ

フランス語で「小さい」という意味を持つ「ペティ」が名前についている「ペティナイフ」は、牛刀包丁の小型版です。野菜や果物の皮むきといった小回りの効く作業はもちろん、肉・魚・野菜のカットにも使いやすい包丁です。女性でも持ちやすく、小ぶりな万能包丁といったイメージなので、それほど本格的な料理をしないということであれば、これ1本で済ませてしまうことも可能です。

包丁を使いわけて料理をもっと楽しく

よく料理をする方はもちろん、それほど料理をしないという方も、包丁の種類や選び方について知っておくことで、無駄を省きつつ、適切な包丁を用意することができます。

食材や自分に合った包丁を使えば、切るときのストレスが減り、料理がもっと楽しいものになること間違いありません。

自分の用途と包丁の種類を照らし合わせて、使いやすい包丁をぜひ探してみてください。

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