2018.11.16
ブログ
自分でできる?かんたんエアコンクリーニング
普段からこまめに掃除しているという方は意外に多くはないのではないでしょうか?
年に1回、大掃除の時にキレイにすれば良い方で、中には数年にわたり放置しているという場合もチラホラ…。
今回は「そもそもエアコンを自分で掃除するにはどうすればいいの?」と疑問に思っている方のために、
・自分でできるエアコン掃除の方法や注意点
・ちょっとしたお掃除のコツ
をご紹介いたします。
目次
- ○ 自分でできるエアコンクリーニングはどこまで?
- ・個人でエアコン掃除をしたい場合
- ・エアコンクリーニング用品の選び方
- ○ 大掃除にも!誰でもできるエアコンフィルタークリーニングの方法
- ・身の回りのものでかんたんエアコンクリーニング
- ・エアコンフィルタークリーニングの手順
- ・エアコンのカビにはご注意を!
- ○ お掃除グッズと業者を使い分け、かしこくエアコンクリーニング!
自分でできるエアコンクリーニングはどこまで?
個人でエアコン掃除をしたい場合
お金を節約するために、できれば自分でクリーニングしたいと思う方も多いでしょう。
では個人でも可能なエアコン清掃とはどのレベルなのでしょうか?
結論から言うと、誰でも可能なエアコンクリーニングは「見える範囲だけ」。
具体的には本体前面のパネルを開けた時に目に入る
・フィルター
・冷却フィン(熱交換器)
・送風ファン
といったパーツです。
それ以上は分解してクリーニングする必要がありますが、一般の方が行うにはリスクが高いので、プロに任せたほうが安心です。
エアコンクリーニング用品の選び方
自分でもできるエアコンクリーニングの方法として考えられるのは、市販されている洗浄剤やスプレーを使ってのお掃除。
業者に依頼するよりははるかにリーズナブルですし、使い方もかんたんです。
しかしきちんと効果や特徴を理解して使わなければ、かえってエアコンに悪影響を与えてしまうこともあります。
特に気をつけたいのが「洗い流さない」タイプのエアコン洗浄剤。
洗い流さないため洗浄剤の成分がエアコン内に残ってしまい、それが新たな汚れになってしまうケースが多くみられます。
スプレータイプを使う場合には、必ず洗い流すようにしましょう。
オススメの洗浄剤は「アルカリ電解水」のスプレーです。
水を電気分解してアルカリ化したもので、いやなニオイがありません。
また、界面活性剤などの汚れを落とす成分は入っていませんが、汚れはきちんと落ちます。
成分的にはただの水ですので、洗い流す必要もありません。
大掃除にも!誰でもできるエアコンフィルタークリーニングの方法
身の回りのものでかんたんエアコンクリーニング
エアコンパーツの中でも特に汚れがたまりやすいのは、空気中のホコリなどを取るフィルター部分です。
汚れるサイクルが早い部分ですが、その分比較的かんたんにお掃除が可能です。
用意するものは次の通りです。
・掃除機
・シャワー
・やわらかめの歯ブラシ
・台所用洗剤または重曹
・バケツなど
・タオル
このうち台所用洗剤・重曹とバケツなどは、フィルターの汚れがひどいときに使用します。それほど汚れがひどくないときには用意しなくても大丈夫です。
エアコンフィルタークリーニングの手順
それでは具体的な方法を説明します。
①パネルを開ける
ロック解除ボタンを押し、エアコン前面のパネルを開けます。
古いタイプのエアコンは、ただ上に持ち上げるだけでパネルを開けることもあります。
②フィルターを外す
パネル下のフィルターを丁寧に外します。
引っかかって網が破けたり、溜まっているホコリが周りに飛び散らないように気をつけます。
③掃除機でホコリを取る
ホコリが目詰まりを起こさないように、オモテ→ウラの順番で掃除機をかけます。
④シャワーで洗う
今度はウラ→オモテの順番でぬるま湯をかけて汚れを洗い流します。
⑤歯ブラシで汚れを落とす
特に汚い部分や汚れがこびりついている部分をやわらかめの歯ブラシでこすり、汚れを落とします。
⑥浸け置き洗いをする(汚れがひどい場合)
油やタバコのヤニなどでフィルターがギトギトになっている場合、ぬるま湯に台所用洗剤か重曹を溶かして浸け置きし、しばらく経ったらシャワーで流します。
⑦タオルで水気を切る
汚れが落ちたら乾いたタオルで水気を切り、陰干しして完全に乾燥させる。
※濡れたままフィルターを戻すと、新たにカビの原因となってしまうので注意してください。
エアコンのカビにはご注意を!
エアコンは密閉性が高く、カビが生えやすい機械でもあります。
エアコン内にカビが生えていると、送風によって部屋中に広がってしまい空気中にカビの胞子が舞います。
それを吸い込むことでアレルギーや肺炎などの健康被害リスクが高まるため、常にキレイにしておきたいものです。
特に乳幼児やお年寄りなどの免疫力が低い方がいる家庭では注意をした方が良いでしょう。
部品の奥まで入り込んだカビは個人ではどうしようもありませんので、お早めにエアコンクリーニング業者に相談するのがオススメです。
お掃除グッズと業者を使い分け、かしこくエアコンクリーニング!
いかがでしたか?
エアコンクリーニングは自分で行うには限界があるお掃除です。
しかし、こまめなお手入れによってある程度キレイに保つこともできます。
日ごろから状態を気にしておくことが、お財布も健康も助かる最善の方法です。
今回紹介した方法も参考にしながらお掃除をしてみてくださいね!
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