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大切な人へのプレゼントの選び方。なにを贈るか悩んでしまったら?

大切な人へのプレゼントの選び方。なにを贈るか悩んでしまったら?

誕生日やクリスマス、結婚祝いに出産祝い、大切な人にプレゼントを贈るシーンはたくさんあります。贈り物を選ぶとき、どのように決めていますか?本人に喜んでもらえるかどうかはもちろん、できればセンスがいいと思われたいですよね。ありきたりなものに留まらないプレゼントの選び方を紹介します。

プレゼントを選ぶときのポイント

仲の良い人でも趣味や環境など、完全に自分と同じであることはありえません。一人ひとり好みや価値観が異なるからこそ仲良くなるということもあるでしょう。つまり、自分一人の目線で選んでしまっては、相手が本当に喜ぶものを贈れるとは限らないということ。まずは、どんなに近しい間柄でも相手のことを知ったつもりにならず、改めてどんなものを好きでどんなものを求めているのかを考えてみることが大切です。

贈る相手を知る

プレゼントを贈る際に知っておきたいことは、今現在、相手はなにに興味を持っているのか、どういったライフスタイルを送っているのか、という点。過去に好きだったものを参考にプレゼントを探しても、環境が変わって好みや必要なものも変わっている可能性があります。情報は必ずアップデートするようにしましょう。

直接本人との会話などからそういった情報をキャッチできればいいですが、それが難しい場合は、その人のSNSから拾い上げるのもひとつの手です。

普段からトレンドのスポットやフードなどを投稿している人であれば、話題のもので、なおかつまだ持っていなさそうなもの(SNSに投稿していないものから推測するなど)、仕事に関する投稿が多い人であれば、仕事中に使えそうなデスクまわりの小物や名刺入れ、長く使えるスタイリッシュなステーショナリーなど、育児中の人であれば、子どもと一緒に楽しめるクラフトキットや家事の時短が叶うハイテク家電など。このとき、おむつや絵本など、出産祝いや子どもへのプレゼントと重複しそうなものは避けるように注意しましょう。

金額に気をつける

陥りやすいミスが「高価であればいい」という考え方です。たしかに安物を贈ることと比べると相手を気遣っている印象を受けますが、あまり高額なものを選ぶと逆に相手に気を使わせてしまう可能性があります。そのため、事前にしっかりと予算を決めてその範囲内で選ぶか、もしくは相手に金額が伝わりにくいものを選ぶようにしましょう。

たとえば、お酒好きな方へのプレゼントにウィスキーやワイン、日本酒などそのままお酒を選んでしまうと、おそらく額面もだいたい伝わってしまいます。できればグラスやワインクーラー、徳利と御猪口など、きちんと利用できる上に価格帯が明確に伝わりにくいものがよいです。

自分の好みの押しつけはNG

繰り返しになりますが、どんなに近しい間柄でも自身と相手の嗜好は異なります。「自分がいいと思うからいいはず」という思い込みは、実はだれしも少なからず持ってしまいがちですが、今一度、相手の目線になって考えるようにしましょう。

特に、アクセサリーや服、マフラーやバッグといったファッション小物など身につけるものは、大抵の人が気に入ったものしか使いません。よっぽど前もって好きなブランドや欲しいものを確認していないと、チョイスが外れる可能性が高いので避けるのが無難でしょう。

困ったときはボディケア、スキンケア、コスメ、ネイルアイテムなど消耗品もおすすめです。もちろん相手の肌質や、色や香りの好みは事前に確認しておく必要がありますが、普段から使っているものや必要なものは確実に活用してもらえる可能性が高いので、相手の負担になりにくいでしょう。

覚えておくと便利なプレゼント例

まだ知り合ったばかりの人や、なにかをしてもらったときのちょっとしたお礼品など、そこまで深く相手のことを考えて贈るよりも「すぐに渡せる」ことが重要視されるプレゼントもあるかと思います。そういったものを選ぶときに覚えておくと便利な条件を紹介します。

・フードやドリンクなど消費できるもの
・タオルやひざ掛けなどの実用品
・レジャー施設、映画などのチケット
・個包装のものなど周りに配布できるもの

まず、消費できるものは最も相手の負担にならないプレゼントのひとつといってよいでしょう。人気のパティスリーのスイーツなど、食べた後で話題にできそうなものをチョイスすると、なお喜ばれそうです。ただし、アレルギーがないかどうかは事前に確認しておいてください。

実用品も使い勝手がよいものを選べば、「気が利いている」と思われるかもしれません。素材にこだわった品質のよいタオルなど、普段自分では手に取りにくいものを選ぶと、センスも感じられそうです。

レジャー施設や映画などのチケットも、よっぽど趣味と離れていたり、距離が遠かったりしない限りは基本的に受け入れられやすいです。次に挙げた個包装のものなどと同様、もし本人が行けない場合、周りの人に譲ることができるというのもポイントといえます。

プレゼントを贈る際に大切なのは相手の目線で考えること

プレゼントを贈るとき、誕生日やクリスマスなどのイベントがきっかけだとしても、相手への日頃の感謝を示すことが多いはずです。つまり、相手にとって負担になってしまうようなプレゼントは絶対に控えるべきだということ。

自身の趣味の押しつけで選んだものや収納にスペースをとるもの、あまりに高額なものは避け、受け入れやすく、使いやすいものを選ぶようにしましょう。その上で、「だれでも喜ぶ」ものから「その人が喜ぶ」ものに選択肢を絞れるように、相手の趣味をしっかりリサーチすると、センスのいい贈り物ができるかもしれません。

大切な贈り物心を込めて包装します