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アイメイク

最新版オルチャンアイメイク術で理想の韓国美人に一歩近づく!

大ブームを巻き起こした2000年代以降、今もなお根強い人気のオルチャンメイク。やっぱり肝になるのはアイメイクです。カラーやテクスチャーは毎シーズン流行が変わりますが、最新版のオルチャンアイはどういったものなのでしょうか?

ここ近年は日本でも韓国でもナチュラルメイクの人気が高まり続けており、とはいえ一般的な「日本のナチュラルメイク」とオルチャンの「ナチュラルメイク」は印象が違うように感じますよね。どういったテクニックを使えば彼女たちのナチュラルアイメイクを再現できるのでしょうか?

オルチャンメイクの特徴

「オルチャン」というのは、いわゆる第1次K-POPブーム時に流行した言葉で、もともとは「オルグル(顔)」と「チャン(かわいい)」を組み合わせて作られた造語です。その言葉が生まれた本国、韓国では2000年代には頻繁に使われていたそうですが、実は現在ではほとんど使われていないそう。とはいえ、日本ではすっかり定着し、「オルチャンメイク」も依然人気のまま、進化し続けています。

基本的には真っ白に透き通った肌や血色のいいカラーのリップをベースに、そのほかのさまざまなトレンドメイク法と同様に、年々ナチュラルさを重視している傾向にあります。とはいえ、日本で広く認識されている「ナチュラルメイク」のように、メイクしているかどうかわからないほどクリーンなイメージというよりも、薄づきながらもこだわりが感じられるというニュアンスが特徴です。

進化するオルチャンメイク

2000年代初期、初めてオルチャンメイクがブームになったときは、真っ白で艶感のある水光肌に、黒目を強調するカラコン、目尻を際立たせる太めのアイライン、赤リップ、平行眉がその特徴とされていました。

しかし今では透明感のある白肌というのは変わらないものの、マット~セミマットな質感が人気になっていたり、重要視されていなかったチークがマストアイテムになっていたり、そして一番特徴的だった太めのキャットラインも今っぽく自然な愛らしさを演出した引き方に変化してきています。

現在のオルチャンメイクを表す5大要素は、透明感のある肌(艶肌も引き続き人気だが、セミマット~マットも人気)・血色感のあるチーク・暖色アイシャドウ・ナチュラルな色気を演出するアイライン・自分の顔に合った形の眉。

引き方こそ変わりましたが、アイメイクを重視する点は以前から変わっていません。つまり、アイメイクを押さえればオルチャンメイクのポイントは掴めるといっても過言ではないのではないでしょうか。

目元の印象を左右するアイメイクの3つのポイント

では、その大事なアイメイクのポイントを紹介します。以下の3点さえ押さえてしまえば、初心者の方もオルチャンメイクを習得できるかもしれません。

1. アイシャドウはナチュラルに

どちらかというと以前のオルチャンアイは目を引く華やかさが重視されていましたが、今のオルチャンアイの魅力は上品であること。肌に合うワンカラーでグラデーションを作り、自然になじませるようにしましょう。

今のマストハブカラーは品のよいブラウン、血色を上げるオレンジやピンク。知的に仕上げたいときはディープブラウン、明るく見せたいときはコーラルオレンジ、愛らしい印象を演出したいときはラズベリーピンクと気分で使い分け、ホリデーシーズンや特別な日はラメ入りやパールシャドウを使ってもよさそうです。

二重の方は薄く色づかせただけでも派手に見えてしまうことがあるので、一度まぶたにシャドウをのせたら、指でとんとんと軽くたたくようにしてぼかすとよいでしょう。強い印象を与えてしまうような濃い色も、使いすぎるとナチュラルに仕上がりにくくなってしまうので注意が必要です。

2. 「横幅」を意識したアイライン

オルチャンメイクといえば切れ長に入れたアイラインも特徴的。かつては目尻に「く」の字を描くようにくっきりとキャットラインを入れるのが主流でしたが、今は愛らしさを演出するやさしいたれ目メイクにシフトしつつあります。しかし、長く引いて横幅を強調するのは変わりません。

下に流すように長めにアイラインを引いて、アーモンドアイを作りましょう。縦幅の大きい瞳の方は切れ長の瞳を演出するのが難しいので、目尻の延長ラインだけではなく、目頭に切開ラインを入れることで、普段と違う表情を手に入れられるはず。

3. ぷっくり涙袋をメイク

仕上げに涙袋をぷっくり見せると、オルチャンアイは完成です。もともと涙袋がくっきりしている人はさほど強調しなくてもよいですが、そうではない人は涙袋用ライナーや小粒のラメシャドウを軽く引いてみてください。

あくまでもナチュラルに仕上げるのが今っぽさの秘訣なので、真っ白というよりは肌なじみのよいベージュピンクなどを選ぶ方がいいかもしれません。一度下まぶたにのせてみて濃すぎてしまうようであれば、指先や綿棒でぽんぽんと押すようにぼかしましょう。

流行りのアイメイクでトレンドフェイスに

今人気のオルチャンアイメイクは、最初にブームになったころと比べるとかなり自然体になりました。また、カラーや質感のバリエーションも広がっているので、より自分に合ったメイキャップが叶うでしょう。

気分や服、そしてなりたいイメージに合わせて、ぜひ今どきのオルチャンアイメイクを試してみてください。より甘い雰囲気を引き出したい方は、アイラインにもブラウンなどを選んだり、逆に、よりキリッとシャープに見せたい方は、アイシャドウを少し濃く重ねてみたり、いろいろとアレンジをしてみるのも楽しいですよ。