CASE 解決事例

不動産相続

遠方の森林や農地の相続

買い手が付かない地方の土地も、多様な販路を持つ不動産会社であればスムーズに売却できることがあります。

CASE STUDY 実際の事例

M様はお父様が亡くなられ、相続税申告の用意に着手していました。3,000万円ほどの現金と東京の自宅のほか、東北生まれのお父様が相続したまま放置していた田舎の森林地150坪も遺産に含まれています。用途のない土地の扱いに困ったM様から、相続税の申告とあわせて不動産コンサルティングのご依頼をいただきました。

SOLUTION 当事務所による解決

「相続しても固定資産税がかかるだけだし、できることなら田舎の土地は相続したくない」というお考えでしたが、残念ながら遺産の一部だけを選択して相続することはできません。今回はまずお父様の遺産をすべて相続したうえで、使わない土地についての処遇をどうするかを決めていく方針で対応いたしました。
過疎地のため活用も難しく、M様もその土地に行くことはもうないだろうということで、安価に売却するか、買い手が付かなければ自治体などに引き取ってもらう方向で、提携する不動産会社に話を進めていただきました。
結果として森林開発に明るいルートから買い手が見つかり、坪単価5,000円ほどで売却することができました。決して高い値ではありませんが、スムーズに処分することができ、M様からも「相続税の負担が軽くなった」とご満足いただけました。

POINT 気をつけたいポイント

  • 相続では、「この財産は引き継ぐが、こっちの財産は放棄する」というように引き継ぐ財産を選択することはできません。使い道の思いつかない不動産であっても、その他の財産を相続するためには同時に引き継ぐ必要があります。
  • 一般に買い手が付きにくい物件も、不動産会社の持つ販路次第では思わぬ価格で売却できることがあります。一つの不動産会社に渋られたからといって諦めず、特殊な物件に強みを持つ会社を探してみるとよいでしょう。当事務所であれば、多様なネットワークを有する不動産会社のご紹介が可能です。

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