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遺族も故人も満足できる葬儀社の選び方とは?

スタッフブログ

2018.11.15

葬儀とは大切な人との最後の別れの式。
そのため、一人ひとりの「別れ方」というものが存在します。

「母が好きだったラベンダーでいっぱいにしたい」
「しめやかにではなく、明るく見送ってあげたい」

など、ご要望は葬儀の数だけあります。
そのご要望を叶えるためには葬儀社のサポートは欠かせません。

今回は希望する葬儀がきちんと行えるよう、葬儀社の選び方のポイントを説明します。
特に重要なのは次の点です。

①担当者の誠実さ
②見積もり金額の透明性
③喪主の希望に応えてくれるか否か

信頼できる葬儀社を見つけ、よいお別れをするための助けとなればうれしいです。
それでは、詳しく見ていきましょう。

担当者の誠実さ

故人を送り出す大切な葬儀ですから、担当者にも誠実な対応をしてほしいと思うのは当然です。
葬儀の打ち合わせは1回だけでは終わりません。
打ち合わせなどで担当者と顔を合わせる機会も多いものです。

冷静に対応したいところですが、家族が亡くなった直後では限界があります。
そんな時、担当者が不誠実だと、葬儀社に都合よく進められてしまうことも。
まずは相談時に質問をし、しっかりと答えてくれるかどうかを確かめましょう。

最後まで担当してくれるかどうかもポイントです

大手葬儀社の場合は、打ち合わせ・お通夜・告別式ごとに担当が変わることもあります。
その分専門的なサポートが可能という利点はあります。
しかし毎回担当者が変わることで、不安になることも多いでしょう。

そのため、葬儀終了まで最初に相談をした担当者がついてくれる葬儀社を選ぶのがおすすめです。
相談時に「一人の担当者に最後まで担当してほしい」という要望を出すのもよいでしょう。

喪主の要望に応えてくれるか否か

葬儀の規模や予算、形式など、葬儀に対する要望は多岐にわたります。
葬儀社によっては画一料金でのパックもありますが、喪主や親族の要望を反映してくれる葬儀社が理想です。

たとえば、親族のみの小さな葬儀にしたいのに、大きな規模の葬儀プランをすすめてくる葬儀社があります。
このように喪主の要望を聞かず、高価なプランが売れさえすればいいという葬儀社もあるので注意が必要です。

見積もり金額の透明性

料金が同じでも葬儀社によって葬儀内容は異なります。
これは葬儀社が許認可制ではないため、サービス内容にも一律の決まりがないのが理由です。

ほとんどの葬儀社は、契約前に見積書を提示するのが基本です。
しかしこの見積書の中身も葬儀社によって異なります。
基本料金のみ提示し、後から追加料金を多くとるといった悪質な葬儀社も存在します。

見積書を受け取ったら、追加料金や別途費用はないかなどをよく確認しましょう。
良心的な葬儀社であれば見積もり内容を丁寧に説明してくれるはずです。

複数の葬儀社に見積もりしてもらうと◎

1社の見積もりだけではプランの料金が適正であるのかどうかの判断がつきません。
そのため複数の葬儀社に見積もりを出してもらいましょう。

すべての葬儀社に同じ要望を伝え、見積もり段階でどの程度まで反映されているのかを確認してください。
その中で最も妥当性の高い葬儀社を選ぶとよいでしょう。

不明点はすぐに質問しましょう

もし見積書の内容に不明点や疑問点がある場合には、すぐに担当者に質問しましょう。
正確な料金をわざと見積もりに反映させない葬儀社も存在します。

葬儀社との間でプランの内容に齟齬が生じると、葬儀が要望と違う、契約後に支払う金額が異なるなどのトラブルが起こります。
受け取った見積書がいつでも確認できるよう、大切に保管してください。

事前に葬儀社を調べておくことも大切です

葬儀は葬儀社を選んで終わりではありません。
その後に綿密な打ち合わせやプラン・料金の決定などやるべきことはたくさんあります。

しかし大切な方が亡くなった直後に、正確な判断を下すことができるとも限りません。
「冷静ではいられないかも」という不安がある方は、事前に葬儀社を調べておくのも手です。

「まだ生きているのに失礼な」と思われるかもしれませんが、葬儀は故人との大切な別れの式です。

立派な葬儀をあげることが、故人への最大の礼儀でしょう。
そのために余計なトラブルを未然に防ぐのは、大切なことです。

まとめ

葬儀社の開業は許認可制ではないため、大手から個人経営までさまざまな葬儀社が存在します。
事業規模や風評だけで判断せず、葬儀社ごとの特徴を把握し、希望の式ができるかを確認しましょう。

さらに今回ご紹介したポイントを考慮しながら、故人も遺族も満足できる葬儀社を選びましょう。

葬儀は別れを惜しむ遺族の心の整理をつける場。
だからこそ葬儀社には遺族が納得できる葬儀を執り行う義務があります。

スタッフが遺族の心に歩み寄り、「あなたたちはどうしたいか」を尋ねてくれる。
そんな理想の葬儀社と出会えるよう、ぜひ記事を参考にしてみてください。

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