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フラを上達させるコツは?おさえておきたいポイントを紹介!

フラを上達させるコツは?おさえておきたいポイントを紹介!

フラが上達するコツってあるのでしょうか?

学んでいくうちに、「もっとうまくなりたい!」と思うのは自然なことです。

そして、実際にスキルアップすることで楽しさは倍増します。

そういうわけで今回のテーマは、フラを上達させるためのコツについてです。

おさえておきたいポイントをいくつか紹介します。

向上心を持って取り組みたい方にとって、お役に立てる記事になれば幸いです。 どうぞ、ご一読ください。

基本の姿勢、ステップを疎かにしない!

何事も基礎を疎かにしてはいけません。

まずは基本姿勢です。

顎を引きながら、背中をやや反らすように肩甲骨を寄せ、胸を張ります。手は腰に当て、膝を曲げて3センチほどダウン。姿勢の良さは上達への第一歩です。そのうえでステップへと意識を向けるようにしましょう。

ステップを安定させることは、フラの最初の関門といっても過言ではありません。

重心を足に、そして腰にどうのせていくのかをきちんと覚えてください。

たとえば、左右に2ステップずつ踏むフラの定番「カホロ」では、以下のように重心をのせます。

左側に腰を出す(重心をのせる)と同時に、右足を1歩(肩幅分)真横に運ぶ。

右側に腰(重心)を移動すると同時に、左足を引き寄せ、ベタ足で閉じる。

以上が1ステップ分の重心移動です。

なお、2ステップ目は右カホロから左カホロへ折り返す準備として、左足を引き寄せる際はベタ足でなく、つま先だけを床につけます(タップと呼ばれます)。

足下を見ずにできるようになるまでは練習が必要です。

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腕や肩に力を入れすぎない!

ステップでもそうですが、腕や肩に力が入りすぎてしまっては、フラの魅力であるやわらかさを表現できません。もちろん、力が抜けすぎていても、それはそれでお粗末な印象を与えてしまうためよくありませんが、ことさら日本人はこの加減に苦労されている方が多い印象です。

では、どうすれば良い塩梅で踊れるのでしょうか。

しなやかなハンドモーション

フラの巧拙はハンドモーションが一つのカギを握ります。

手のひらや指は伸ばしたまま、肘を少しだけたるませるときれいな型になりやすいです。

そして、動き。連続性が求められます。

各振り付け間のつなぎ目が違和感なく、自然にみえなければなりません。

力を入れず、無駄な動作を極力削ぐイメージです。

具体的には、手のひらの向きをさっと変えるだけであったり、腕を下ろす際、同時に次の型へ移行したりとシンプルな方法とはいえ、身体に染みつくようになるには、やはり一定の練習を要します。

いずれにせよ、しなやかなハンドモーションは、フラの美しさを際立たせるものです。

軽やかに滑らかに踊るべく、慣れるまでは上述の内容に意識を注ぐようにしましょう。

顔の向きや視線も大切!

きれいなフラにはハンドモーションが肝要であることをお伝えしましたが、それらを目で追う姿もまた、美しさに寄与するものです。

そのため、顔の向きや視線が重要視されます。

ずばりセオリーは、手の動きの先に目を遣ること。当然、顔の向きもその方向に合わせて変化させましょう。

ハンドモーションが描く対象は視線の先にあります。つまり、表現したいものは指先から、さらにその奥の方にまで解き放たれているのです。

なるべく遠くをみることで、より立体的な光景が広がります。

上手な人の踊りをチェック!

どの分野でもそうですが、フラも例に漏れず、上手な人や講師の演技をチェックすることが、上達の近道になります。

とにかく見て真似ることが、とりわけ初心者には有効です。動画をお手本にするのもいいでしょう。教材はそこかしこに転がっています。

おそらく、プロフェッショナルな方々の踊りにいつくも触れていくなかで、何かしらの共通項を見出せるはずです。そして、自分には何が足りないか、漠然と知ることもできるでしょう。

そうやって自身の課題と向き合い続けることが、中長期的に考えても大きな進歩につながります。

理想の姿やイメージを膨らまそう!

うまい人たちの演技、表現をみて得られるものはスキルやテクニックだけではありません。

感銘や刺激を受け、レッスンへの取り組み方、スタンスが大きく変わる方もいらっしゃいます。

また、目指すべきゴールが、自身のなかでより鮮明に浮かび上がり、努力の方向性に迷いがなくなるケースもよくあることです。

加えて、理想の姿を思い描けるようになると、そのイメージが励みや糧と化し、上達スピードの加速にも期待が持てます。

そもそも、イメージトレーニング自体、フラの上達に良い影響を及ぼす手段です。

同様に、演目の世界観にどっぷり漬かることもおすすめします。パフォーマンスの質をぐんと高めてくれるでしょう。

イメージを起点とした演者の憑依によって、技術を凌駕した魅力がその空間に生まれることは多々あります。

ここまで、フラを上達させるコツをいくつか紹介してきましたが、何より大事にしてほしいのは、自分を褒めてあげることです。

やはり、やりがいや楽しい気持ちがなければ、続けることは難しいと思います。

当然、継続なくして上達は望めません。

だからこそ、モチベーションを維持すべく、日々の成長をしっかりねぎらってあげましょう。

積み重ねた努力は、少なからずパフォーマンス向上に結びつきます。

昨日より今日、今日より明日。きっと、もっとうまくなっているに違いありません。

そう、フラの上達には、前向きに取り組むことが不可欠なのです。

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