1989年にアメリカで実用化され、日本では審美歯科の1つとして多くの患者様にご利用いただいております。
歯の表面だけでなく、歯の中の色素も分解することで歯を根本的に白く、明るくさせていく仕組みを持っています。コーヒーなどの着色が強いものをとり続けると歯に色素が沈着してしまいます。
そのような場合でも歯を削るといった、歯にダメージを与えるようなことはせずに、歯を白くしていくことが可能です。
目次
- ○ ホワイトニングの効果・メリットとは
- ○ ホワイトニングの回数や金額は？どれくらいもつの？
- ・種類
- ・費用
- ・回数と時間
- ・持続期間
- ○ ホワイトニングのデメリットについて
- ・場合によっては受けられない
- ・人工歯には効果が薄く、仕上がりにムラが生じる
- ○ まとめ
- ・ホワイトニングのメリット・デメリット
- ・ホワイトニングにかかる金額や時間
ホワイトニングの効果・メリットとは
ホワイトニングは歯を白くすることができるので、まず見た目の印象が変わります。
笑う時に自分の歯が気になって笑顔をためらってしまった経験はないでしょうか？
ですがホワイトニングを受けた後ならそんなためらいは必要ありません。
ホワイトニングの回数や金額は？どれくらいもつの？
種類
ホワイトニングには主に2種類の方法があります。
1つは歯科医院内で歯科医師により行われる「オフィスホワイトニング」。
もう1つは薬剤を塗布した専用のマウスピースを装着し、ご自宅でも行える「ホームホワイトニング」です。
オフィスホワイトニングには薬剤のみを使用するものや、光触媒の薬剤に光を照射することで効果を発揮させるものもあります。
ホームホワイトニングよりも短期間で白くさせることが可能です。
どちらも保険の適用はできず、自費のみの対応となります。
費用
費用はオフィスホワイトニングとホームホワイトニングなどの種類や、ホワイトニングを行う歯の本数などにより変動します。
またクリニックによっても料金は異なりますので、下記に示す料金は当院でのホワイトニング料金となります。
当院ではホワイトニング施術に置いて、表示金額より料金を多くとることはいたしませんのでご安心ください。
【料金】※初診料や検査費などは別途発生します。
オフィスホワイトニング（1本） 5,000円～10,000円
ホームホワイトニング（上の歯） 30,000円～50,000円
回数と時間
【オフィスホワイトニング】
1回の施術時間は1時間ほどで、歯科医院内で行います。
期間は1～2週間に1回のかんかくで通院していただき、その後は歯の色合いを見て定期的に継続していきます。 歯の白さを実感できるのは3回目あたりから。
当院では施術前と施術後に写真をお撮りすることもできますので、ご希望の方はお申し付けください。
【ホームホワイトニング】
まずは歯科医で専用のマウスピースを作る必要があるため、1回はご来院いただく必要があります。
マウスピース受け取り後は毎日2時間、薬剤を塗布したマウスピースを装着してください。
1日2時間を1ヶ月ほど続けていただくと、徐々に効果を感じられるかと思います。（※個人差あり）
1ヶ月に1度、歯科医師のチェックも行います。
持続期間
ホワイトニングは1度白くすればその白さが永続的に続くわけではありません。
オフィスホワイトニングは3ヶ月ほど、ホームホワイトニングは半年ほどで色戻りが起きてしまいます。
またコーヒーやカレーライスなどの色の濃い食事を頻繁に取っている方は、この期間よりも早く色戻りする可能性もあります。
ホワイトニングの白さを保つためには、定期的に施術を受けるか食生活を改善する必要があるということを覚えておいてください。
当院ではご相談いただければ、ホワイトニングの成分を落とし過ぎない歯磨き粉の紹介なども可能です。
ホワイトニングのデメリットについて
場合によっては受けられない
ホワイトニングには専用の薬剤を使用するため、人によってはその薬剤がしみて痛みが起きる場合もあります。
また安全も考慮して当院では以下の症状に該当する方は、ホワイトニングの施術をお断りさせていただくことがあります。
【妊娠中の方・授乳中の方】
歯に塗布する薬剤が体内に入り込んでも人体には害はありませんが、赤ちゃんは抵抗力が弱く、影響が出ないとは言えません。
そのため妊娠中はもちろん、授乳期（母体から栄養をもらう場合）もホワイトニングの施術を控えた方がよいでしょう。
【知覚過敏・虫歯・歯周病の方】
知覚過敏の箇所や、虫歯や歯周病などの症状が現れている箇所は薬剤がしみて痛みが生じるので、ホワイトニングの施術は適しません。
まずはきちんと治療してから受けるようにしましょう。
人工歯には効果が薄く、仕上がりにムラが生じる
ホワイトニングに使用する薬剤は天然の歯にとくに効果を発揮するもので、セラミックなどの審美歯科で用いられる人工素材の歯には効果が薄いです。
そのためホワイトニングをした結果、天然歯と人工歯の色の違いが目立つようになってしまうことがあります。
前歯など目立つ箇所に人工歯を装着されている方は、ホワイトニングではなく、定期的にに通常の歯のクリーニングを行い、色素や汚れを沈着させないようにすることをオススメします。
まとめ
ホワイトニングのメリット・デメリット
【メリット】
・1ヶ月ほどで歯を白くすることができる
・歯が白くなることで自信につながる
・予算や目的に応じて種類を選択することができる
【デメリット】
・妊娠中・授乳中・アレルギー・知覚過敏・虫歯・歯周病などの場合は施術を受けることができない
・定期的に施術を受けないと色戻りしてしまう
・ホームホワイトニングはセルフケアのため仕上がりにムラが生じることがある
・人工歯には効果が薄い
・保険の適用ができない
ホワイトニングにかかる金額や時間
【オフィスホワイトニング】
期間：1～2週間の通院で3回の施術
金額：1本 5,000円～10,000円
色持ち：3ヶ月
【ホームホワイトニング】
期間：1ヶ月後（1日2時間マウスピースを装着した場合）
金額：上の歯 30,000円～50,000円
色持ち：半年間
これらの内容は施術の前にもしっかりとご説明いたしますのでご安心ください。
またご来院前のご質問も受け付けております。
気になる方はまずは一度ご相談ください。
