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私たちが日々当たり前のように飲んでいる、1杯のコーヒー。
皆様は、コーヒーについて思いを巡らせたことはありますか?

コーヒーの木から、どのくらいのコーヒーが作られるのか?
コーヒーは世界でどれくらい飲まれているのか?カフェインの効果は?
コーヒーに関するクエスチョンはたくさんあります。

世界中から愛されているコーヒーの豆知識。その一部をご紹介します。

コーヒーといえばカフェイン!その効果は?

コーヒーで連想ゲームをすれば真っ先に出てくるのがカフェインでしょう。それほどまでにコーヒー=カフェインというイメージが定着しています。

コーヒー1杯に含まれているカフェイン量は紅茶の2倍ほどです。カフェインには眠気を一時的に覚ましたり、利尿作用によるむくみの改善効果もあります。また糖尿病や認知症などの予防にも効果があると期待されています。

このように身体にとってよい効果をもたらすカフェインですが、あくまで適量摂取した場合のお話です。風邪薬に適量が定められているように、カフェインも摂り過ぎてはいけません。

世界で1日20億杯!?

ちょっとした休憩や、眠気を吹き飛ばしてもうひと頑張りしたいときにコーヒーを飲む方が多く、日本では平均すると1人あたり1日1杯。世界一の消費量を誇るルクセンブルクでは1日8杯飲まれています。

世界全体で累計するとコーヒーの1日の消費量はなんと20億杯!まさに世界で愛される飲み物と言い切ってよいでしょう。

そうなると生産量が追い付くのかどうかが心配ですね。現在コーヒー市場は2017年の時点で4年連続収穫不足に陥っています。1杯のありがたみを知るためにも、コーヒーの生産量についても知っておきましょう。

1本のコーヒーの木から収穫できるのは約50杯

コーヒーの木には赤い実がなっており、その中の種がコーヒーの原料となります。収穫できるのは1本の木から多くても1kgほど。コーヒーカップ約50杯分です。

日本の平均消費量は1人当たり1日1杯ですから、2ヶ月もあれば1人だけでコーヒーの木1本を消費してしまうことになります。さらに収穫は年に一度で、再び実をつけるのに3年ほどかかります。

また近年は温暖化などの影響により、生産量が安定しないことから、近いうちにコーヒー不足が深刻な問題になってしまうかもしれません。

ですが現在は生産量向上のための工夫や研究が世界で行われていますから、消費者である我々は、1杯のありがたみを噛みしめ、ゆっくりと味わうことにしましょう。

コーヒーの楽しみ方

コーヒー豆はブラジルをはじめ、コロンビアやアジアでも販売されており、生産地や焙煎の方法によって味が異なります。たとえばモカやコロンビア、キリマンジャロなどは酸味が強く、ブルーマウンテンは甘みが強いといった具合です。

自分好みのコーヒーを見つけるためにはいろいろな種類のコーヒーをブレンドしてみるのがよいでしょう。以下に酸味・苦み・甘みをそれぞれ楽しむためのオススメのブレンドをご紹介します。

焙煎の基本段階

1.ライトロースト(焙煎時間:約12分)
2.シナモンロースト(焙煎時間:約13分)
3.ミディアムロースト(焙煎時間:約15分)
4.ハイロースト(焙煎時間:約17分)
5.シティロースト(焙煎時間:約18分)
6.フルシティロースト(焙煎時間:約19分)
7.フレンチロースト(焙煎時間:約19分半)
8.イタリアンロースト(焙煎時間:約20分)

ライトローストから段階が上がっていくごとに焙煎時間が長くなり、長くなるほど酸味から苦みへと味が変化していきます。

それぞれの味の楽しみ方

【酸味を楽しむ】
コロンビア・ブラジル・モカをそれぞれ4:3:3の割合でブレンド。焙煎時間は中程度。15分から18分くらいです。

【苦みを楽しむ】
ブラジル4割、ジャワロブスタ2割、コロンビア2割、モカ2割で焙煎時間は19分以上の深煎りがオススメです。

【甘みを楽しむ】
焙煎時間が長いと苦みが強くなるので、焙煎時間は中程度で短めがオススメです。使用する豆はコロンビア3割、ブラジル3割、メキシコ2割、モカ2割くらいがベストです。

まとめ

試験前や繁忙期などで頑張らなければならない時など、コーヒーをたくさん飲んでしまう方もいるかもしれませんが、コーヒーはゆったりとくつろげる空間の中で、じっくりと味わうことが本来の楽しみ方です。

皆様も毎日忙しい日々を送っているかと思いますが、この機会に本来の楽しみ方で、世界中から愛されているコーヒーの魅力を再発見していきませんか?

生産者のことを想い、豆を丁寧に挽き、極上の1杯をお客様にご提供する。皆様がゆっくりと堪能できるコーヒーをご用意してスタッフ一同お待ちしています。